ふるさと納税とは
ふるさと納税とは生まれたふるさとや応援したい自治体に寄付を行い
自分の住んでいる(住民票がある)自治体へ納めるべき住民税の減額ができる制度になります。
簡単に言うと住民税を好きな自治体に前払いするような感覚だと思います。
ふるさと納税の流れ
ふるさと納税の流れは下記になります。
①応援したい自治体に寄付を行う(寄付金を医療や福祉・子育てなど何に使ってほしいか指定も可能)
②お礼の品(返礼品)が貰える(こちらが目的で寄付する方も多くいらっしゃいます)
③寄付した金額に応じて住民税の一部が差し引かれる
ただし、住民税の減額には「申請の仕方」で説明する手続きを行う必要があります。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税が行えるサイトはたくさんあります。
『さとふる』や『ふるなび』『ふるさとチョイス』などが有名ですね。
どちらのサイトを使っていただいても手順はほとんど変わりませんが楽天市場をよく使う人に特におすすめなのが「楽天ふるさと納税」です。
おすすめの理由はやはりポイントの還元率です。
還元率もよく楽天市場のイベント開催中に寄付を行えばポイントがさらにアップし、お得度もアップします。
※ただし、総務省の告示により令和7年10月1日より「ポイントの付与が禁止」される可能性があります。
限度額の計算方法
ふるさと納税をすることによって受けられる「寄付金控除」には限度額が決められており
年収や家族構成、地域によって異なります。
楽天ふるさと納税では「かんたんシミュレーション」とより細かく計算できる「詳細版シミュレーション」ができます
web検索ページから「楽天ふるさと納税」で検索するか、楽天市場のページの「サービスを見つける」
ところより「楽天ふるさと納税」のページにアクセスしてください。
限度額の計算は源泉徴収票など「支払金額」「給与所得控除後の金額」「所得控除額の合計額」などの
情報を入力するだけで計算してくれるのでとても便利です。
引用元:楽天ふるさと納税
引用元:楽天ふるさと納税
寄付する自治体を選ぶ
選ぶ基準は人それぞれになると思います。
ただし、自分の住民票がある自治体にはふるさと納税はできません。
迷った場合は人気ランキングを参考にするのもよいかもしれません。
2年この制度を利用している私の選び方は・・・
日用品などの消耗品が返礼品の自治体、自分の好きな食べ物が返礼品の自治体、そして自分のふるさとである自治体にしています。
そして今年は能登半島地震があったので石川県の自治体にも寄付を行いました。
応援したい自治体を選べるのがふるさと納税の最大の魅力です。
現金で寄付を行うとなるとハードルが上がりますが、寄付したい自治体に税金を納めていると思えば応援もしやすくなります。
申請の仕方
ふるさと納税は寄付を行うだけでは住民税の減額などの優遇を受けることができません。
まずはふるさと納税できるサイトで寄付をし、返礼品を受け取ります。
寄付した自治体より返礼品とは別の封筒で「寄付金受領証明書」が届きます。
(返礼品と受領証明書が届く日は前後する可能性があります)
その書類の案内に沿って必要事項の記入・必要な確認書類を送り返すことで手続きができますが
こちらではオンラインで簡単にできる『ワンストップ特例申請』の手続きを紹介しておきます。
ふるさと納税の申請期限は寄付した年の翌年の1月10日までになります。
〈必要なもの〉
・スマートフォン
・マイナンバーカード
・自治体から届いた書類
〈手順〉
①申請アプリIAM(アイアム)をダウンロード
②「ふるまど」サイトにアクセス(書類に書かれているQRコードから簡単にアクセスできます)
③新規アカウントの登録(メールアドレス・パスワードを入力後に認証コード入力で完了)
④寄付情報登録後、ワンストップ申請をする
⑤「IAMで申請する」をタップし、画面の案内にそってマイナンバーカードの暗証番号2種類を入力
⑥マイナンバーカードの読み取りを行い、完了
「ふるまど」から申請状況の確認もできるので便利です。
最後に・・・
ふるさと納税は寄付金上限額内で寄付した2,000円を差し引いた金額が住民税から控除される魅力的な制度です。
2,000円が差し引かれるとは言え、返礼品がいただけたり、ポイント還元も現在はあります。
ぜひ自分が応援したい自治体を応援しつつ、上手に制度を活用していきましょう。